今日はオペラ「フィガロの結婚」(モーツアルト)の一場面を題材に演出稽古ですので、役に当たった生徒は小道具を持ってレッスンに集まります。
女中頭のマルチェリーナと若い新婚予定の女中スザンナとの険悪な雰囲気「喧嘩の二重唱」とも呼ばれていますが、この二人の喧嘩を本番で歌とお芝居で楽しく表現していきたいと思います。 
 モーツアルトのレチタティーヴォ(語り:セリフ)は、イタリア語で考えて歌わねばなりませんから、大変良い教材です。
 グリエルモ先生から発音と解釈、言葉の裏に潜むニュアンスを学んでいくと、知らなかったことが沢山あることに気づかされます。
 オペラのドラマから人間を学ぶ楽しい時間を過ごしながら・・とても幸せなことだと思えてくるのです。

 皆様のご来場を心待ちにしております。
2016年3月27日(日)14時30分開演 エスカードホール 入場500円  予約や前売り等はございません 先着順です

  

Posted by Piacevole italia at 05:48
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プロフィール
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指導者 Montoro Noriko:モントロ典子(ソプラノ)

プロフィール

東京芸術大学声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。学部卒業時、アカンサス音楽賞受賞。第42期二期会オペラ研修所マスタークラス、優秀賞にて修了。

2003年度、文化庁新進芸術家国内研修員として“舞台表現”について研究。2004年より、ロータリー財団奨学生として渡伊。ミラノ音楽院及びミラノ市立音楽学校に
学ぶ。

2005年より、ヴェネツィアを中心にヴォルフ=フェラーリ室内楽団の歌手として、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、カ・フォスカリ サンタ・マルゲリータ劇場をはじめ、ヴェネツィア最大の国際芸術祭第38回ビエンナーレ・ヴェネツィアへ出演。
またOpera in concerto室内楽団とはヴェローナやバルドリーナなど、北イタリアを中心に演奏会に出演。
テノール歌手マックス・ルネ・コゾッティとは多数共演した。

オペラでは「椿姫」ヴィオレッタ、「ボエーム」ムゼッタ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィラ、ドンナ・アンナ、「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、「フィガロの結婚」伯爵夫人「こうもり」ロザリンで役等で出演した。

宗教曲では「メサイア」(ヘンデル)「スタバートマーテル」(ロッシーニ)(ペルゴレージ)のソリストをつとめた他、フランスのリュリなどの古楽演奏会にも出演。

 Pantakin Venezia主催のスペッターコロ、演出家マルチェッロ・キアレンツァと作曲家チャールド・カペッリによる「Notte Bianca」ローマ公演、「Tesoro」スペイン・マドリッド公演、サルデーニャ島カリアリ公演、「Creatore」ペスカーラ公演に、キューバやアフリカのアクロバットチームや俳優たちと一緒にヴォーカルと演技で共演し好評を得た。

日本では、新日本フィルハーモニー交響楽団(指揮 小松長生)との共演はじめ、二期会新進声楽家の夕べや東京文化会館新進音楽家コンサートなど数多くのコンサートに出演。

声楽を高 丈二、マルチェッラ・レアーレ、ルチアーノ・ベレンゴ、マウリツィオ・カルネッリ、マウリツィオ・クロヴェッティの諸氏に、又、アルテ・シェニカをマルチェッラ・レアーレ、演技指導を演出家 篠崎 光正、ロシア歌曲を山下健二の諸氏に師事。

日本声楽家協会アカデミー会員。元二期会会員。