当教室の門下生である 冨永 春菜さん(高校2年生16歳)が、第31回ジュニアクラシック音楽コンクールにおいて第2位という優秀な成績をおさめました。1位とは1点差の接戦でしたが、素晴らしい健闘です。

お教室で勉強を始めた高校1年生の頃と比べ、声量も表現力もバランス良く、ぐんぐん伸びてきています。その成長をぶりは、指導者である私だけでなくイタリア語指導のグリエルモ先生、そしてピアニストの水沼寿和先生も目を見張るものがあり、真剣にさせられる牽引力がありました。

舞台が大好きな春菜さんです。お教室で企画する演奏会にも度々ご出演頂きますが、その魅力溢れる歌に加え、愛くるしい容姿はお客様を魅了し、すでにファンができ始めています。

将来が楽しみな若手のソプラノです。

私たちも、この素晴らしい才能を伸ばせるよう、精一杯、彼女の支援をして参りたいと思います。

冨永 春菜さんの現在の生の演奏をお聴きになられたい方は、2016年10月8日(土)アルスホール(つくば市立図書館内)17時開演の「10代の若者4人によるデビューコンサート」へぜひ足をお運び下さい。(入場無料ですが整理券が必要ですのでメール info@piacevoleitalia.comへ お名前、ご住所、希望枚数をご記入の上、お早めにお申し込み下さい)
冨永春菜さん 第31回ジュニアクラシック音楽コンクール第2位(声楽部門高校)おめでとう!
冨永春菜さん 第31回ジュニアクラシック音楽コンクール第2位(声楽部門高校)おめでとう!
Posted by Piacevole italia at 22:42
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プロフィール
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指導者 Montoro Noriko:モントロ典子(ソプラノ)

プロフィール

東京芸術大学声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。学部卒業時、アカンサス音楽賞受賞。第42期二期会オペラ研修所マスタークラス、優秀賞にて修了。

2003年度、文化庁新進芸術家国内研修員として“舞台表現”について研究。2004年より、ロータリー財団奨学生として渡伊。ミラノ音楽院及びミラノ市立音楽学校に
学ぶ。

2005年より、ヴェネツィアを中心にヴォルフ=フェラーリ室内楽団の歌手として、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、カ・フォスカリ サンタ・マルゲリータ劇場をはじめ、ヴェネツィア最大の国際芸術祭第38回ビエンナーレ・ヴェネツィアへ出演。
またOpera in concerto室内楽団とはヴェローナやバルドリーナなど、北イタリアを中心に演奏会に出演。
テノール歌手マックス・ルネ・コゾッティとは多数共演した。

オペラでは「椿姫」ヴィオレッタ、「ボエーム」ムゼッタ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィラ、ドンナ・アンナ、「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、「フィガロの結婚」伯爵夫人「こうもり」ロザリンで役等で出演した。

宗教曲では「メサイア」(ヘンデル)「スタバートマーテル」(ロッシーニ)(ペルゴレージ)のソリストをつとめた他、フランスのリュリなどの古楽演奏会にも出演。

 Pantakin Venezia主催のスペッターコロ、演出家マルチェッロ・キアレンツァと作曲家チャールド・カペッリによる「Notte Bianca」ローマ公演、「Tesoro」スペイン・マドリッド公演、サルデーニャ島カリアリ公演、「Creatore」ペスカーラ公演に、キューバやアフリカのアクロバットチームや俳優たちと一緒にヴォーカルと演技で共演し好評を得た。

日本では、新日本フィルハーモニー交響楽団(指揮 小松長生)との共演はじめ、二期会新進声楽家の夕べや東京文化会館新進音楽家コンサートなど数多くのコンサートに出演。

声楽を高 丈二、マルチェッラ・レアーレ、ルチアーノ・ベレンゴ、マウリツィオ・カルネッリ、マウリツィオ・クロヴェッティの諸氏に、又、アルテ・シェニカをマルチェッラ・レアーレ、演技指導を演出家 篠崎 光正、ロシア歌曲を山下健二の諸氏に師事。

日本声楽家協会アカデミー会員。元二期会会員。